1999年4月30日〜5月4日
今日も2階廊下の運動会で目が覚める。まだ6:00
30分ぐらい布団の中にいたが、麺をゆでるお湯が沸くのに時間がかかるかと思い、起き出す。
11人分の麺をゆでるので、もっていった巨大鍋にたっぷりとお湯を沸かす。案の定30分経っても沸騰しない。
今日の麺は去年の夏浄土平で買ったよもぎ麺。こいつはなかなか他では手に入らない一品。よくあるよもぎそばではなく、うどんがベースなのだがどうも普通のうどんとは感触が違う。もっと透き通っていてつるつるしている。
女王様3号が作ったたまごやきと合わせて最後の朝食だ。
8時過ぎには食べおわり、一斉に片づけて荷造りを始める。
8時40分頃、宿の人が集金に来る。恐れていた(?)通り、「どういう集まりですか?」と聞かれる。笑ってごまかす。「女王様としもべたちです。」とは言えんわな。
宿泊費、各種税金、光熱費、食費、酒代をすべて合わせて1泊あたり5500円弱。あれだけ呑みまくった割には安くあがったと言えるかもしれない。もっとも下戸組(めしつかい2号は除名)が割り勘負けしただけかもしれないが。
一気に車に荷物を運び込み、9時にはすっかり準備完了。10時出発予定なのでしばしのんびりする。
売店へ行って留守番組に土産を発送するが、おばぁちゃん一人でやっているのでなかなか進まない。
ひとりでずっと運転すると言ったらリポビタンDを1本おまけにもらってしまった。ありがとね。おばぁちゃん。
宿の前で女王様1号のカメラで記念写真を撮り、3台の車に分乗して宿を出る。
一番遠い僕の車は直帰、あとの2台は仙台で牛タンオフだ。
殿が見ていないので白石蔵王駅で「かわいそうな人たち」を見せ、高速に乗ったのは11時頃。
今日も左肩と右胸が痛い。
さっそく福島トンネル渋滞にひっかかり、やっと抜け出した安達多良SAで昼食、ここは間一髪大行列をまぬがれすぐに座席に着くことができた。
小さい子供がレストラン内を走り回っていて、皿洗い1号がキレる場面に遭遇。とてもめずらしい。
その後順調に走っていたものの、刻々と入ってくる渋滞情報。白河−那須間の18Km渋滞をはじめ、その先が断続的に詰まっているのを聞き、一般道に降りることを決断。矢吹で高速を出た。
殿大イビキ。
突然目覚めた殿、大雨の中窓を開けたので「窓が曇るから閉めてくれ」と注意。
国道294は信じられないほどすいていて快調なペース。途中、那須町でトイレ休憩をはさみ、またおみやげを買う。
「とうふのみそ漬け」という怪しいものを発見。発売元を見ると「(有)ローカル食品」。むむむ。
再起動!やや流れが悪くなっている。ちょっと先行きが不安。
殿大イビキ。
その後すいたり混んだり繰り返しながらも順調。
小川町に入るととたんに動きが悪くなる。どうやら信号渋滞のようで市街地を抜けると解消。
殿また窓を開ける。
おもいっきり窓が曇る。
2枚目のイエローカード。
益子町を過ぎたところでいよいよ動かなくなる。真岡近くまで来ても渋滞が解消されない。
たぶん国道50号までつながっていると予想し、コースを変更。4号バイパスに向かう。この辺の4号バイパスは途中に有料の橋があるのでけっこう空いていることが多い。
殿大イビキ。
4号バイパスは一見流れているように見えたが、合流してみると完全に便秘状態。30分ぐらい我慢するも、ほとんど進まず再度進路変更。結城-境線に向かう。
ガラガラ。ちぇっ!最初からここにすればよかった。
その後境まではほとんどノンストップ。が、境大橋の前でついに動かなくなる。どうやらこのまま越谷までつながっている様子。
いつもすいている有料の下総利根大橋へ。
殿、また窓を開ける。
ピキッ!!
その後、道を間違えたりしながらも20時前、なんとか南越谷のココスへ。ここで夕食。
肋間神経痛が痛い。
南越谷で二人を降ろす。
武蔵野線に乗って殿は西へ、皿洗い1号は東へ。
やれやれとため息をつきながらコンビニに寄って21時、ついに帰宅。
ギターと冷蔵庫を降ろしたところで力尽きる。
いつもの湯治旅はひたすらだらだらするのだが、今回は台所を19時までしか使えないのが災いし、とにかくせわしなかった。
来年はもっとのんびりできるところを探すとしよう。
自炊日記・了
めしつかい