1999年の星空

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1999年の主な天文現象をご紹介します。

1月
 ・1月4日 明け方
   しぶんぎ座(りゅう座)流星群
    時々1時間に100個ぐらいの出現がある流星群です。
    北東の空、北斗七星の柄のそばから放射状に流れます。
    一般にしぶんぎ座流星群と呼ばれていますが、現在しぶんぎ座という星座はありません。
    現在はりゅう座の一部ですが、りゅう座というのは非常に大きい星座であるため、わかり
    やすいようにしぶんぎ座流星群と呼ばれています。

 ・1月5日 22時32分(東京)
   レグルス食
    しし座のα星レグルスが月に隠されます。
    隠される瞬間は月の明るい側なのでちょっと見にくいですが、出現時(東京23:41)
    には月の暗い側から出現しますので見応えがあります。
    時刻は東ほど遅く、西ほど早くなります。

 ・1月31日
   半影月食
    1月31日23時4分に始まり、2月1日0時58分〜1時37分のあいだ月が地球の半
    影にすっぽり入ります。
    月食は地球の影に月が入る現象ですが、半影月食と言うのは影の周辺部の影が淡い部分に
    月が入る事を言います。
    なぜ影の周辺に淡い部分があるのかは言葉で説明するのは難しいので、気が向いたらその
    うち図でものせましょう。
    この時もし月の上にいたとすれば、太陽の一部に月が重なった状態に見えます。
    本影月食の場合は太陽は完全に地球に隠されます。

2月
    2月の星空で見ごろなのは金星、木星、土星、水星、オリオン座あたりでしょうか。
    木星はそろそろ観測シーズンが終わりなので望遠鏡をお持ちの方は覗いてみてください。
    水星は明るい割にはとても見にくい惑星です。
    日が沈んでから早い時間に西の空低く輝いています。

 ・2月9日
   水金地火木土天海冥
    小学校で太陽系の惑星は、太陽から近い順に「水金地火木土天海冥」と習ったことと思い
    ます。
    ところが、冥王星の軌道はいびつな形をしているため、1979年以降、冥王星は海王星
    よりも太陽に近くなっていました。つまり「水金地火木土天冥海」となっていたわけです。
    しかし、ついに2月9日の20時頃、冥王星は海王星の軌道の外側に出ます。
    「水金地火木土天海冥」となるわけです。
    残念ながら冥王星は暗いので大きな望遠鏡を使わなければ見ることはできません。
    ところで、最近の研究の結果、冥王星は惑星にしてはあまりに小さく、もはや惑星とは認
    められないと言うのがほぼ共通の見解だそうです。
    かと言って、では冥王星は何なのかという結論は出ていないようですが。
    はたして小学校の教科書に、

     太陽系の惑星は「水金地火木土天海」の8つ。

    と載る時代は来るのでしょうか?
    それともさらに未知の惑星が発見されて...

 ・2月23日
   金星と木星が大接近
    金星と木星は惑星の中ではとても見つけやすい明るい星です。
    この二つの星がこの夕方、西の空でほとんどくっついて見えます。
    もちろん肉眼で見えます。
   アルデバラン食
    牡牛座の1等星、アルデバランが月に隠されます。
    東京では22時23分ごろです。
    ほぼ半月の月の暗い側から隠れ、23時21分頃にこんどは明るい側から出現します。
    肉眼でも双眼鏡でも楽しめます。

3月
    今月はそれほど派手な天文現象はありませんが、色々な惑星を一度に見るチャンスです。
    日没後の西の空には水星、木星、金星、土星が、22時過ぎには東の空から真っ赤な
    火星が昇ってきます。
    特に水星は見る機会がかなり限られているのでこのチャンスに見てみましょう。
    夜中には冥王星、明け方近くには海王星、天王星も昇ってきて、理屈の上では一晩ですべ
    ての惑星を見ることができます。但し、これらは望遠鏡を使わないと見ることはできませ
    ん。特に冥王星はかなり大きな望遠鏡でないと無理です。
    月末ぐらいからおとめ座流星群が見られます。
    しし座流星群とは異なり、流れる数は少ないのですが、ゆっくりと流れる明るい流星がと
    きおり見られます。

 ・3月1日
   レグルス食
    しし座のα星レグルスが満月に近い月に隠されます。
    残念ながら関東地方では隠れるところは見ることができません(まだ月が昇ってこない)。
    北海道、東北のみになります。
    月の後から出てくるところはいちおう鹿児島ぐらいまで見られますが、非常に高度が低い
    ので見にくいでしょう。

 ・3月3日
   水星が東方最大離角
    太陽のすぐそばを回っているため非常に見る機会が少ない水星ですが、この日太陽から最
    も東側に離れた状態になります。
    つまり、日没後の西の空に見えると言うことです。
    2月23日に金星と木星が大接近しましたが、ここしばらくの間は地球、水星、木星、
    金星、土星が一直線に近い状態で並んでいます。
    日没から18:30ぐらいまでの間に西の空を見てください。下から順に水星、木星、
    金星、土星が並んで見られます(土星は少し離れている)。
    そばにはあまり明るい星が無いのですぐにわかるでしょう。
    但し、離れていると言っても水星はかなり低いところで光っていますので、充分に見晴
    らしのいいところでご覧ください。
    今回は水木金土と並びますが、日月火水木金土と並ぶのは2098年6月です。


4月
    今月も派手な天文現象はありませんが、見所はいくつかあります。
    まず、金星。先月に較べてだいぶ日暮れ時の高度が高くなってきました。
    次に火星。約2年2ヶ月ごとに地球に接近しますが、軌道がかなりいびつなため、夏に
    接近するときと冬に接近する時とでは倍近い距離の開きがあります。
    今回は中間ぐらいの接近です。
    再接近は5月2日ですが、ぐんぐんと近づいて来ますので大きめの望遠鏡をお持ちの方
    は覗いてみてください。ただし、火星の模様は望遠鏡を覗き慣れていないとよく見えな
    いものです。何度も見ているとどんどん細かい模様が見えてきます。そう言う意味でも
    早い時期から目を慣らしておいた方がいいでしょう。
    火星は月初めには20時頃、月末には18時頃に東の空から昇ってきます。
    ひときわ明るく赤い色をしているのですぐにわかると思います。
    あと、流れる数はそれほど多くありませんが、4月23日のこと座流星群も見逃せませ
    ん。

 ・4月13日
   金星がすばるに接近
    金星がすばる(プレアデス星団)と並びます。日が暮れてかすかに明るさが残っている
    頃に写真を撮るととてもきれいです。
    10秒から30秒ぐらいの露出で撮るといいでしょう。
    まぁ、レンズや時間にもよりますので、撮るときは露出を何段階か振って録ったほうが
    無難ではありますが。
    あ、もちろん西の空です。

 ・4月20日
   私の誕生日
    失礼(^^;

 ・4月23日
   こと座流星群極大
    通常は1時間に10個程度の小規模な流星群ですが、ときおり1時間100個程度の出
    現を見せることがあります。明るい流星が多いです。
    今年は23日の午前1時ごろがピークと予想されています。が、例によって予報はあく
    まで予報。20時ぐらいには北東の空から輻射点が昇ってきますので、早めに待機して
    おいた方がいいでしょう。


5月
    今月はちょっと珍しい現象があります。
    金星による恒星の食(金星が恒星を隠すこと)です。
    ちょっと関東では見にくいかもしれませんが、望遠鏡をお持ちの方はぜひチャレンジし
    てみてください。
    火星も2年2ヶ月ぶりの接近で、見頃です。
 ・5月2日
   火星が地球に中接近
    先月お知らせしたとおり、火星が地球に中接近します。
    太陽から見て地球と火星が同じ方向に見えるような位置関係になる時、つまり火星の軌
    道の内側で地球が追い越しをかけるとき地球と火星は最も近づくことになります。
    ところが、火星の軌道はとてもいびつな楕円なので、接近する季節によって大きく距離
    が異なるのです。
    今回は中ぐらいの接近で、その距離は8654万Km。
    次々回の接近となる2003年8月27日は理想的な大接近で、5576万Kmです。
    ずいぶん違うでしょう?
    とは言え、火星を見るチャンスであることは確かです。大きめの望遠鏡をお持ちの方は
    ぜひチャレンジしてください。
    ほぼ一晩中見ることができます。
    暗くなったら東の空を見てください。真っ白な星と真っ赤な星が並んで見えると思いま
    す。白い方がおとめ座のスピカ、赤い方が火星です。
    この日を逃しても、しばらくの間はほとんど変わらない大きさで見ることができます。

 ・5月6日
   みずがめ座η(イータ)流星群
    午前2時ぐらいから明け方まで見られます。
    明け方近くの午前3時以降がピークとなります。
    1時間あたりせいぜい10個ぐらいと、それほど数は多くありませんが、経路が長く痕
    (流れた後に残る煙のようなもの)が残るのが特徴です。
    東の空から流れます。

 ・5月8日
   海王星、やぎ座ο(オミクロン)星の食
    7日から8日に暦が変わった頃、月が東の空から昇ってきます。
    この時、すでに海王星は月の裏側に隠されています。
    月の暗い側から海王星が姿を現すのは午前0時30分(東京)、北に行くに従い出現時
    刻は遅くなります。札幌は0時48分です。逆にもっと南では見るのはほとんど難しい
    でしょう。
    海王星は暗いので肉眼では見ることができません。天体望遠鏡が必要になります。
    今回の現象が珍しいのは、海王星に続いて1時間半後、こんどはやぎ座のο星が月の後
    から姿を現します。
    やぎ座ο星は二つの星がごく近くに見える二重星で、40秒ほどの時間差で姿を現しま
    す。こちらも肉眼では見えない明るさなので望遠鏡か双眼鏡が必要です。
    こちらは日本全国で見られ、那覇:2時10分、東京:2時38分、札幌:2時44分
    となります。

 ・5月21日
   金星による恒星の食
    金星が7.4等の恒星を隠します。
    午後9時過ぎの西の空、ひときわ明るく輝いている星が金星です。
    北海道で21時11分、東京で21時12分に食が始まります。
    食がはじめって6分後には金星の反対側から再び姿を現します。
    恒星が暗いので望遠鏡が必要です。


6月
    6月は一年で一番昼が長い月です。
    今月は6月27日、ちょっと注目の流星群があります。
 ・6月1日
   一年でもっとも長い一日?
    地球の自転はいつも同じ速さではなく、太陽や月の引力による影響、気象変化などによ
    り。変化します。今年は6月1日ごろ一番遅くなり、10月1日ごろに一番速くなりま
    す。と、言っても時計が遅れたり進んだりするわけではないので生活には影響ありませ
    ん。また、おくれると言ってもその時間はわずか0.035秒。この違いが実感できるあなた。
    異常です。
 ・6月9日
   火星とスピカが接近
    先月地球に接近した火星と、純白の星スピカに接近(見かけ上です。地球から見て同じ
    方向に見えるだけで、実際に接近するわけではありません)します。
    その間隔は1.7度。月の直径が1度弱ですから月2個分よりも近づくことになります。
    スピカはおとめ座のα星で、その純白の輝きから純潔な乙女を連想したのではとも言わ
    れています。火星は英名MARS。ギリシャ神話の軍神です。血のように真っ赤な色か
    らの連想だと言われています。
 ・6月11日
   金星が東方最大離角
    東方最大離角と言うのは、太陽の東側で見かけ上一番離れることを言います。
    水星、金星は地球の内側を回っているために、見かけ上太陽からある一定以上の角度離
    れることはありません。特に水星は太陽のそばを回っているため、一番離れた時期でも
    それほど大きく離れず非常に見づらい星なのです。その反面、金星はかなり大きく離れ
    るので日没後長い間見ることができます。
    この晩は20時頃でもまだ西の空で20度以上の高度があるためゆっくりと見ることが
    できます。
    金星はその明るさのため、まだ明るい時間から見ることができます(もっとも明るい時
    期は昼間でも見える)。そのためUFOと間違えて通報されることが良くあるそうです。
    他の星がまだ全然見えていないために比較するものが無く、自分が動いているのに金星
    の方が不規則に揺れて見えるのだそうです。
 ・6月27日
   ポン・ウインネッケ流星群
    この流星群はポン・ウインネッケ彗星がばらまいたチリによるもので、1916年、
    1921年、1927年には大出現して流星雨となりました。
    その後、彗星の軌道が変化したため、活動が見られなくなっていたのですが、去年、あ
    まりにも突然一時間に200個近くの流星を降らせました。
    これが本当に同じ流星群なのかは確認がとれていません。そういう意味でも今年の観測
    は重要だといえます。
    ただし、例によって今年も大出現する保証はありませんので過大な期待は抱かない方が
    いいでしょう。
    日没から明け方まで、北の空から流れます。


7月
    今月はあまり派手な天文現象はありません。
    しかし、月末にはみずがめ座流星群があり、さらに8月にピークを迎えるペルセウス座
    流星群も中旬ぐらいから活動を始めるので、空を見上げる機会があったら注意して見て
    みましょう。
 ・7月7日
   七夕&地球が遠日点を通過
    七夕です。一年に一度織り姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)がデート
    できる日ですが、あいにく本州は梅雨のまっただ中。今年は?
    さて、7月というとその暑さから太陽が近いんじゃないかと思いがちですが、意外なこ
    とに7月7日は一年で最も地球が太陽から遠ざかる日です。
    夏が暑いのは太陽が近いからではなく、太陽が高く昇るからなのです。
 ・7月15日
   月齢2の細い月による星食
    月齢2.3という、針のように細い月に星が隠される珍しい現象です。
    隠されるのはしし座のψ(プシー)星。5.6等星なので肉眼で見るのは無理です。望遠鏡
    か双眼鏡を使いましょう。
    隠れ始めるのは19時50分ごろです。
   金星最大光度
    星食中の月の左側で宵の明星金星が明るく輝いています。
    金星は太陽の光を反射して輝いているのですが、地球より内側の軌道を回っているので、
    月のように大きく満ち欠けをします。地球からの距離と、満ち欠けの大きさがうまくバラ
    ンスしたときに一番明るく輝いて見えるのです。
    この日は地球からかなり近づいていますので、双眼鏡を使えば細長くのびたすがたを見る
    ことができます。目の良い人は肉眼でも形がわかるそうです。
    ただし、普通に考える以上にまぶしいので、光を減ずるものを使わないと難しいでしょう。
 ・7月28日
   部分月食
    月が地球の影の中をかすめていきます。
    19時22分に下側からかけ始め、20時33分最大となります。ただし、今回の月食は
    その時でも3割ぐらいが暗くなるに過ぎません。21時45分に終わります。
    地球の影はあまりくっきりとしたものではないので、日食のようには始まりと終わりははっ
    きりしません。
 ・7月30日
   みずがめ座δ(デルタ)流星群
    南天に放射点をもつ流星群です。この時期みずがめ座では4つの流星群が活動しています
    が、そのうちで一番活動が活発なのがみずがめ座δ流星群です。
    見られるのは23時過ぎぐらいからです。
    この日がピークですが、それほど鋭いピークではないので7月中旬から8月中旬まで見ら
    れます。ただし、4つの流星群をすべて合わせても1時間あたり10個程度の小規模な流
    星群です。


8月
    今月はなんと言ってもペルセウス座流星群。これ以外にはないでしょう。
    しし座流星群などのように何十年に一度と言うものではなく、毎年安定して見られる流星
    群のひとつです。
    木星も観望シーズンの到来です。
 ・8月13日
   ペルセウス座流星群極大
    ペルセウス座流星群は活動時期が長く、ピークもおだやかなのでこの日でなければ見られ
    ないと言うものではありませんが、12日から13日にかけてがピークとなります。
    今年は月明かりにじゃまされない絶好の条件です。空の暗いところであれば1時間に40
    〜50個の流れ星が見られます。もっとも、流れ星を見るにはけっこう慣れが必要な面も
    あり、初めての人だと10個ぐらいしか見られないかもしれません。
    去年のしし座流星群よりもやや少ない程度と思って間違いないでしょう。
    よく見えるのは13日の午前1時〜4時ぐらいの間。明け方に近づくに連れて、明るい流
    れ星が増えてくる傾向にあるような気がします。
    基本的には早い時間は北東の方向から放射状に流れますが、実際に流れ星が見えるのは北
    東の方角とは限りません。寝ころんで真上を見上げているのが一番いいと思います。
    一眼レフカメラと三脚をお持ちの方は28mmから50mmぐらいのなるべく明るいレン
    ズを使い、絞りを開放か、一段絞った程度で5〜10分ずつ露出するといいでしょう。
 ・8月17日
   旧暦七夕
    もともと七夕は旧暦の行事なので本来はこの日が七夕です。新暦の7月7日だとまだ梅雨
    のさなかなのでいまいち七夕の実感がわきませんが、旧暦の七夕は梅雨と秋雨の間に当た
    る(日にちは毎年ずれる)のでたしかに天の川を渡って二人がデートするという印象にマ
    ッチします。当然、良く晴れて天の川が見られる確率も新暦7月7日よりも高くなります。
    ちなみに、旧暦という物は月の満ち欠けをもとに決められた暦なので、旧暦の7月7日は
    毎年ほぼ同じ月齢となります。今年の月齢は5.7、半月にやや満たない三日月のやや太っ
    た形です。この月が織り姫の渡し船に見立てられていたそうです(スカイウォッチャー8
    月号を参考にしました)。
 ・8月24日
   海王星食
    東京では23時32分、海王星が月の陰に隠されます。見るには望遠鏡が必要です。
 ・8月25日
   天王星食
    東京では21時1分、こんどは天王星が月の陰に隠されます。同じく見るには望遠鏡が必
    要です。


9月
    今月はホントに何もないですね。
    中秋の名月ぐらいかな。
    夜中近くになると木星と土星がならんで東の空に見えてきます。望遠鏡を持っている人は
    ぜひご覧ください。
 ・9月24日
   中秋の名月
    お月見ですね。
    お月見の頃の月はあまり明るい星がそばにない場所にいるのですが、今年は木星・土星が
    そばにいるのでにぎやかです。
 ・9月26日
   金星最大光度
    金星をはじめとして、惑星は太陽、地球との位置関係でその明るさが変化していきます。
    この日金星の明るさはピークに達します。明け方の東天です。
    場所さえわかっていたら昼間でも見える明るさです。
    夜明け前、はっきりと見える時間から追っていれば、陽が昇ったあとも見ることが出来る
    でしょう。

10月
    10月はたくさんの流星群が活動しています。8月のペルセウス座流星群ほどたくさんの
    流星は期待できませんが、去年13年ぶりの出現を見せたジャコビニ流星群などもありま
    すので、ぜひ夜空を見上げてみることをおすすめいたします。
 ・10月9日
   ジャコビニ流星群
    13年ごとに出現する流星群です。
    1972年、日本は絶好の条件にあったため、マスコミが大騒ぎし一大ブームとなりまし
    た。しかし、全くの空振りに終わってしまったことは僕と同じ世代の人なら記憶に残って
    いることでしょう。
    13年後、まったく期待されていなかったのですが大出現となりました。僕は数時間の差
    で見のがしてしまいました。さらに13年後の去年。前回ほどではないものの大出現が見
    られました。この時も予報がずれ、またしても僕は見のがしてしまったのです。
    次回の出現は2011年ですが、ここ何回かの出現状況を調べると、大出現の前後の年に
    もわずかながら出現が見られるそうです。
 ・10月10日
   くじら座ζ流星群
    それほど多くの流星はみこめません。
 ・10月20日
   くじら座γ流星群
    同じくそれほど多くの流星はみこめません。
 ・10月22日
   オリオン座ν流星群
    条件が良ければ1時間に20個ぐらいの流星が見られます。
    速くて痕(流れたあとに煙のような跡が残る現象)を残す流星が多いのが特徴です。


11月
    今月はなんと言ってもしし座流星群。昨年は大出現が期待されながら平凡な出現に終わり
    ましたが、今年もまた大出現の可能性があります。
    また、93年以来の水星の太陽面通過も見られます。土星や木星、金星も観測の好機です。
 ・11月13日
   月が火星に接近
    日没後の南西の空低く、月と火星が並んで見えています。火星自体はだいぶ地球から遠ざ
    かっており、観測には適さなくなっていますが、夕焼けの赤さが残る空に並んだ月と真っ
    赤な火星の姿はとても美しいものです。地上の風景を入れて風景写真風に撮ってみるのも
    いいでしょう。
 ・11月16日
   水星の日面通過
    日の出時に水星が太陽の前を通過します。今回以前に見られたのは73年、86年、93
    年ですから結構珍しい現象です。次回は2003年5月になります。
    日の出時にはすでに水星は太陽面にかかっていて、7時8分に完全に太陽面から離れます。
    望遠鏡を使わなければ見ることは出来ませんが、直接見ると目を痛めて危険ですのでくれ
    ぐれも気をつけてください。投影板などを使った方が安全です。
 ・11月17〜18日
   しし座流星群
    昨年はマスコミなどでも大変話題になったので見に行った方も多いことでしょう。
    残念ながら大出現は見られませんでしたが、痕を残す明るい流星が多く、充分に楽しめた
    のではないかと思います。
    流星群の予測はとても難しいのですが、今年も大出現の可能性があります。
    ピークの予想は18日の午前11時頃で、予想通りであれば日本は昼間なので見ることは
    出来ないわけです。しかしながら、去年は18時間も予報よりピークが来た事実もあり、
    日本で見られる可能性もあるわけです。場合によっては18〜19日にかけて見られるか
    もしれません。
    しし座が地平線から顔を出すのは23時頃、流れ星が見え始めるのもこの頃からです。但
    し、ぎりぎりになってから観測地に車で入っていくのはすでに観測している人たちの迷惑
    になりますので、なるべく早い時間に入るように心がけましょう。また、写真を撮ってい
    る人が多いので、ヘッドライトや懐中電灯で他の人を照らしたりしないようにしましょう。
 ・11月21日
   土星、月、木星が接近
    12時頃の南西の空に土星、月、木星が並んで(左上から右下へこの順番)見えます。


12月
    先月に引き続き土星や木星、金星も観測の好機です。水星も明け方の東天に見ることが出
    来ます。
 ・12月14日
   ふたご座流星群極大
    しし座流星群と違い、毎年確実にそこそこの活動がある流星群です。しし座流星群を見逃
    した方は、この機会にリベンジマッチといきましょう。19時頃から明け方近くまで見る
    ことができます。多いときには1時間に50個以上の流れ星が見られます。真夜中ごろは
    ほぼ天頂付近を見ると良いでしょう。
 ・12月23日
   こぐま座流星群極大
    こちらはふたご座流星群にくらべるとかなり少なく、1時間に5個程度です。但し、時々
    突発的な活動があることで知られており、油断は出来ません。


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