中国日記

1999年9月22日〜9月30日



・9月30日(木)
 このホテルは会員になると(と言っても登録するだけ)朝食(パンと飲み物だけのコンチネンタルスタイルではあるが)のルームサービスが付く。おかげで朝はのんびり。
 香港は市内通話は無料なので、インターネットにつなぐのもサービス料だけしかかからない。
 チェックアウトは12時なのでちょっと買い物に出たりする余裕もあるのだが、どっと疲れが出てきてぎりぎりまで部屋で眠る。

 予定通り12時にチェックアウト。空港へ向かう。
 チェックインはスムーズに済み、昼食をとる。カフェテリア方式で和、洋、中とそろっている。
 夕べチャーハンを食べ損ねたので、最後にチャーハンを食べることにする。これが抜群においしい。大きめに切った中華ハムがほんとにいい味を出している。こんなところでおいしいチャーハンを食べられるとは思わなかった。

 免税店でおみやげをあさり、機内へ。
 前の席のおばさんたちがすごい。課長をつかまえて荷物を上げ下ろしさせている。飲み物が配られたときも目一杯座席を倒されたままだったので飲みにくいったらありゃしない。
 そうこうしているうちにもう夕食だ。おいおい、まだ4時(香港時間)だよ。昼のチャーハンがまだのどまで詰まっている。おまけに魚料理は切れてるときたもんだ。おばさんはあいかわらず席を倒したまま。食欲はないわ身動きは出来ないは、やっとソバだけを食べた。魔がさして頼んだ日本酒がこりゃまたものすごいしろもの。なめてるなぁ。

 いいかげんお尻が痛くて我慢できなくなってきた頃、ようやく飛行機は成田へ。
 ここから家まではまだ2時間以上。おまけにラッシュ時なので電車はすし詰めだ。
 家へやっとたどり着いたが腰が痛くて仕方がない。ふと思い出して、昨日買ったAiErKangを取り出す。中国語で書かれた説明書を何度も眺めているうちに、どうも再利用が出来るらしいことがわかる。思い切って使ってみることにする。
 説明書に従い、金属片を軽く曲げる。すると、みるみるうちに結晶化が始まりちょうどいい温度に。腰に当ててみると実に気持ちがいい。1時間ほどで冷めてきたので、再生にチャレンジ。どうも数分間茹でろと書いてあるようだ。半信半疑で茹でてみると、あら不思議、すっかり元通りの透明な液体に戻る。自然に冷ましてからもう一度金属片を曲げるとちゃんとまた結晶化して発熱した。
「こいつはすごいや!」
なんでこんなにすごいものが日本では知られていないのだろう。実演販売でもしたら売れるだろうになぁ。もっと買ってくれば良かったな。

 腰も落ち着いたのでTVをつけてみると、東海村の臨界事故のニュース。うーむ、今回は地震ではじまり原発で終わったか。でも、とりあえず今回は何も壊れなかった。疲れたけどねぇ。
 そう言えば、だいぶ顔に肉が付いてたな。体重でも量ってみるか。
「むっ!2Kg増えてる。」


コンカイコワレタモノ・ナシ


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