中国日記

1999年9月22日〜9月30日



・9月21日(火)・出張前日
 台湾大地震!。今回の出張は台湾ではないのだが、前回あまりにもトラブルが重なったため、どうも不吉な予感がする。
 とりあえず、前回の出張先の無事を確認し、早めに帰宅する。
 明日は5:30出。早く寝なきゃ。

・9月22日(水)
 ああ、なんて成田は遠いのだろう。今回は10時発なので家を出るのは5時半。
 前回壊れたWorkPadC3はまだ無事だ。
 スーツケースを引きずりながら駅へ。今回はさすがに時間が早いので最初から座れる。

 成田に到着するも同行者の姿が見えない。まだ待ち合わせの時間まで時間があるのでしばらく待つことにする。が、待てども待てども来ない。まてよ?ホントにこの時間に来られるのか?
 8時半ぐらいまで待って一人でチェックインすることにする。前回にくらべてずいぶん空いているのですぐにすべての手続きが終わってしまった。なんだこれならもっとゆっくり出てくれば良かった。

 ボーディングまでには無事にメンバーがそろい機内へ。
 が、待てども待てども動き出す気配なし。おいおい、またかよ。
 結局、飛行機は約1時間遅れでなんとか離陸。

 何時間か経過し、機体は台湾の上空にさしかかる。
 台中のあたりを通過したが、地震の痕はよくわからない。

 ほぼ1時間遅れで香港へ到着。現地の事務所へ顔を出してからフェリーで中国へ向かう予定。
 香港は大渋滞でなかなかタクシーが進まない。息を付く間もなく港へ向かう。
 香港はほとんど通過するだけなのだが、入国、出国を立て続けに行わなくてはならない。ちょっと面倒。

 フェリーでは恐ろしく磁化して変色した2台のTVでドラマを流している。恐ろしく古くさいギャグを連発している。
 1時間半ほどでフェリーは中国の某所へ到着。またまた入国審査。今回取得した中国のビザは新しいシールタイプのもの。ホログラムもどきの銀色の印章付き。入国審査官も初めてみるらしく、とまどっている。

 ずいぶん南のほうなのに、空気は乾いていて気持ちがいい。日本より快適だ。
 ホテルまではタクシーで約10分。来る前に想像していたのとはまったく違う近代的なビルが建ち並ぶ。
 ホテルは中国では五つ星だと言う。部屋もなかなかいい感じ。
 すでに現地時間で7時を過ぎているのですぐにホテルの中華レストランで夕食だ。

 東坡肉風の豚の角煮。皮がついていてむちむちしている。日本だと素人では皮付きの豚肉は入手が難しい。中国では珍しい焼き餃子もなかなか。獅頭(?)という巨大な肉団子が実においしい。中には人参、椎茸などの他に何かさくさくしたものが入っているが何だかわからない。蓮根のような気もするが。
 最後にチャーハン。豆が入っているチャーハンは初めて食べる。
 ビールはチンタオの大瓶。中国ビールの大瓶は初めてみた。チンタオの中では高級な銘柄だそうだ。

 部屋に戻り、さっそくインターネットにチャレンジ。台湾の時と違い、あっさりとつながって拍子抜け。しかしインターネットにつながっているだけで異国の空もずいぶんと気が楽になった。おまけにNHKも映る。
 エアコンがきついので切ってしまい、風呂に入って寝ることにする。ところが風呂のお湯がすぐに水になってしまう。部屋はエアコンを切ってもまだ寒い。なんだか湯冷めしそうだ。

 窓からはきれいな夜景。明日からの仕事がスムーズに行くといいが。



キコクマデ・アト6ニチ


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