自炊日記

2000年4月30日〜5月6日

東鳴子温泉 高友旅館


・5月6日(土) 曇り
 今日はいよいよ帰宅。6泊7日というと長いようだがあっという間だった気がする。
 10時までに宿を出なければいけないので朝食は8時から。準備のために7時過ぎに起きる。今回の旅で最も早起きだ。かなり眠い。
 朝食は目玉焼きとチョリソー、ベーコン。目玉焼きの焼き加減はみんな好みが違っていてかなり面倒。3回に分けて焼く。
 荷造りを済ませ、精算だ。今回の費用は宿泊・食費・その他で1泊あたり約4000円。酒代が1泊あたり720円。最初から最後までいた僕と女王様1号でも全部で28000円強だ。これに交通費を加えても3万円台だ。自炊でないとこうは行かない。
 宿の前で記念撮影し解散。女王様2号とじいやは電車で、女王様4号は方向が違うので一人で、女王様1号、3号は僕の車で帰路に就く。
 職場や今回来られなかった殿たちへの土産を買うために、宿から近い鳴子ふるさと館へ。ちょっと離れているが、白石名産の温麺やずんだ麺を買う。11時少し前に出発。
 女王様3号は電車で来たので例の「こっちを見るな、前を見ろ」の看板を見ていない。探しながら古川インターに向かうが、結局見つからなかった。
 途中交通情報を気にしていたが順調なようだ。高速に入るとどうも車が多い。渋滞はしていないのだが、これは少し心配だ。今日は女王様たちを東京まで送り届けなければならないので、場合によっては途中から常磐道へ向かうことも考えなければならない。
 仙台を過ぎるまでは順調そのもの。しかし不安は的中し、やはり福島トンネルが混んでいるようだ。車が多いので流れは速くなったり遅くなったり。こういうときは意外に神経を使う。気を付けないと遅い車につっこんでしまう。
 福島トンネルの前で前の車がパーキングランプを点滅させはじめた。やれやれ。
 サイドブレーキを引いて背伸びをしたら、また車が動き出した。どうやら大した渋滞ではなかったようだ。
 福島トンネルさえ過ぎれば那須あたりまでは大丈夫だ。もう昼飯の時間だが、女王様たちに了解を取っていけるところまで走る。東北道は気持ち悪いほど順調。普段の土日でもこんなに順調なことはない。結局那須サービスエリアまでたどり着いた。
 昼食、給油を済ませ、再び走り出す。さらに流れは良くなっている。いったいこのGWの渋滞はどこへ行ってしまったのだろう。とうとう浦和料金所までたどり着いてしまった。首都高もガラガラ。小菅から湾岸へ向かい、新木場で降りる。時刻は16時。電車組は仙台で買い物をすると言っていたので、もしかすると先に着いてしまったかも。
 女王様たちを降ろし、ひとり家へ戻る。ここまでが順調だったので一般道で帰ることにする。それが油断だった。いつも東京から戻るとき一般道をつかってスムーズに帰れたのだが、それは遅い時間だったからのようだ。明治通に入ったとたん大渋滞。まったく進まない。結局2時間以上かけて家へたどり着く。
 とにかく荷物が多いので車から降ろすだけでも一仕事。すぐに冷蔵庫に入れなければならない食材や酒の残りがあるので明日にするわけにはいけない。じたばたしていて米を1Kgぐらい玄関にぶちまけてしまった。

 なにはともあれ無事に帰宅。来週から仕事に復帰できるかどうか心配だ。

<自炊日記・了


6日目

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