中国日記

2000年7月3日〜7月8日9日



・7月9日(日)
 うー、眠い。
 時計は5時半。身支度を整えて6時25分に来る迎えの車を待つ。
 普通睡眠不足の時はあまり食欲がないのだが、今日はなんだか腹が減っている。空港まで食べることが出来ないと思うとよけいにつらい。どうも完全に胃袋が拡張してしまったらしい。
 5分早く迎えに来た車はマイクロバス。たった3人しか乗っていかないと言うのに。来るときはエスティマだったので期待していたのだが。バスで空港まで2時間乗っていくのは結構つらい。座席は狭いしシートはボロボロ。サスも死んでいる上に中国はコンクリート敷きの道が多いのでやたらに揺れる。腹も減っているので寝てしまうことにする。

 心配していた渋滞もなく8時半頃に空港へ到着。今回飛行機をJALからUAに変更しているのでまずJALの事務所へ行かなければいけない。ところがこれが見つからない。JAL便は午後なのでカウンターにも誰もいない。さんざん迷ったが、仕方がないのでカウンター裏のドアから中に入っていくと係員が一人いて対応してくれた。
 無事チェックインを済ませ(なんだかスーツケースををX線チェックした様子がないのがちょっと気にかかる)、出国審査もあっけなく終了。
 まだ出発まで1時間以上あるので免税店で土産をあさる。うーん、それにしても何もない。香港とはエライ違いだ。とりあえず内側に絵の描いてあるガラス玉を買う。
 むちゃくちゃに腹が減ったので軽く何か食べようと言うことになり、サンドイッチと紅茶を頼む。メニューに値段が書いていなかったのでちょっと気にかかったが、なんと紅茶とサンドイッチで1000円以上。うーん、市中の店とはエライ違いだ。

 20分前になったので搭乗。JALの機体より古いのかなんだか立て付けが悪い。食事もまずい。仕方ないのでひたすらビールを飲む。着陸したときにはかなりトイレが近くなっていた。
 入国審査を済ませると、一目散にトイレへ。やっと人心地つき、スーツケースが出てくるのを待つ。
 あれ?封印がない!うーん、やっぱり検査されていなかったのか。大丈夫かなぁ。
 しかし、呼び止められることもなく無事手荷物チェックを通過することが出来た。い、いや、べつに開けられたからと言ってまずい物が入ってたわけじゃないんだけどね。

 空港から家へは京成線から東武線に乗り継ぐ。UAは第一ターミナルなので京成は問題なく座れたのだが、東武は日曜日の昼間にも関わらず座れない。眠いなぁ、と思いながら電車に揺られているとなんだか腰のあたりに違和感が。
 うーん疲れがたまっているのかなぁ...休みもなく明日は仕事だなぁ、等と思いながらやっとのことで家にたどり着き、ひとやすみ。しかし食料が何もないのでかい出しに行かなければならない。
 重い体を引きずりながら車に乗り込もうとしたその時!

ぐきぃっ!





そして月末にはまた...



中国日記・了

毎朝悩まされていた花火のような音は山を崩す発破の音だったそうです。


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