中国日記

1999年9月22日〜9月30日



・9月28日(火)
 いよいよスパートだ。
 ようやく明るい兆しが見えて来た。
 しかし、疲れが出て来たのかどうも腹の調子がおかしい。下痢というほどではないのだが、こういう時は中華系のホテルはおかゆがあるので助かる。

 昼食もあまり食欲がないので台湾牛肉麺でザーサイ麺を食べる。湯麺系のさっぱりしたスープでなかなかおいしい。

 午後になってほぼ仕事のめどがついたので、サンプル作りとデータどりをはじめる。こうなるとスタッフまかせなのであまりやることが無くなる。
 スタッフにデータの読み方などを教えたり資料を整理したりしてすごす。

 中国での最後の夕食はやはり中華だろう。
 店に着くとやたらににぎやかだ。飲茶のフロアで結婚式をやっていると言う。
 またまたなんだかわからない二枚貝、これはイカとタコの中間のような食感。立魚の蒸しものはさっぱりしていて日本人向きか。イカのXO醤炒めはおいしくて簡単そうなので帰国したら作ってみよう。明日は香港だからXO醤を買って行こうか。
 豚の肺のスープはすりおろされていてまったく形は無い。量が多いと少しつらいかも。こういう時は全部飲んでしまってはいけない。おかわりを注がれてしまう。中国では残すのは失礼では無いのだ。豆腐の鉄板焼きは絶品。しっかり味を覚えておいて作ろう。おそらく醤油とオイスターソースの味付けだろう。
 すっかり腹の具合が悪いのを忘れて食べまくってしまった。明日は大丈夫だろうか。

 食べ終って店を出ると花嫁さんが友達と写真を撮っている。どれが花婿だかわからない。花婿の影が薄いのはいずこも同じか。

 いよいよ明日は中国(本土)ともお別れ。このホテルも今夜限り。風呂のお湯がぬるいのと部屋が寒いのを除けばなかなか居心地の良いホテルだった。
 寝酒に最後のサンミゲルを飲んで眠る。

キコクマデ・アト0ニチ+2カ


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