1999年7月26日〜8月3日
今日も朝食はおかゆ。
さんざんノートをいじり回して何とかカードスロットの復旧に成功。
だが、相変わらずモデムはだめ。
いいかげんメールがたまっているはずなので、同行者のノートを借りてメールを読むことにする。
ところが、どうしても読んでいる最中にエラーが出てしまう。やむを得ず、Web経由のNifty Interwayで読むことにする。こういうときはNiftyは便利だ。
それにしてもどうしてこんなにトラブルが重なるのだろう。
昼食は今日も弁当。なんだかやたらと辛い。
一緒に付いてきたアルミパックの飲み物がすごい。
冬瓜茶!
恐る恐る飲んでみる。
ううっ.....
冬瓜の味だ!しかもお茶の味だ!おまけに甘い!
これ以上説明できない。
みんな一気飲みしている。途中で休むと大変。
飲み干すと、全員がポットのウーロン茶に殺到する。
夕飯はまたまた和食もどき。
刺身の盛り合わせ、豚肉のきんぴら、鮭の頭、鮭ごはん。
豚肉のきんぴらは絶品。ほのかな甘みが何とも言えない。これはいつか作ってみよう。でもこの甘みは何だろう?砂糖ではないような気がする。黒砂糖かな。
鮭ごはんもうまい。お茶をぶっかけて食べたい気分。
ホテルに戻り、なんとか身振り手振りで戻ってこなかったシャツを奪還する。
風呂に入って、TVを見ていると突然電気が消え、煌々と非常灯がついた。
あれ?停電かな?
廊下の様子を見るとやはり非常灯になっている。
どうせしばらく復旧しないだろうと思い、少し早いけどあきらめて寝ることにする。
非常灯はまるでスポットライトのように枕元を照らしている。しかたなく毛布をかぶって寝る。
しばらくうとうととすると部屋の電気がついた。
ずいぶん早く復旧したなと思い、TVを付けてみると電源が入らない。どうやら非常用の自家発電が動き出したらしい。節電のため照明の系統にしか給電していないのだろう。
どうにもならないので、再び寝ることにする。
それにしても非常灯がまぶしい。なんとか消したいものだ。
これが全台湾に及ぶ大停電だとはこの時はまだ知らない。