2000年7月3日〜7月8日9日
今日は例の音が無い。なんだかちょっと物足りない気分。それにしてもいったい何の音だったのだろう。
朝ご飯は白粥とパン、漬け物、味付けゆで卵、牛乳。結局一度も残さずに食べている。
今日は現地スタッフに頼まれて街まで技術書を探しに行くことになっている。
通訳の呉さんに一緒に行ってもらおうと打合せに行ったところに今度は突発的な停電。暗闇で着替えようとするがまったく何も見えない。仕方無しに事務所で懐中電灯を借りて着替え終わったところで電灯がついた。やれやれ。
昼間の街は初めてだ。工場から本屋のある区画までは車でも20分以上かかる。中国は2回目だが前回は南部。やはり街並みが少し違う。こちらは歴史ある街なのでビルも古い物が多い。
行った本屋は4階建てでなかなか大きい。自然科学書は3階だ。しかしコンピューター関係の本は多いものの目的のジャンルの本はまったく見あたらない。なぜかカメラの修理の本はいっぱいあるのだが...
結局あきらめて戻ることにする。ついでに土産でも見ていきたいところだが、仕事がたまっているので直帰。
昼食はいつも通り。もはや何を食べたかも覚えていない。うーむ、街で食べてくるんだった。
今日は全員で中華を食べに行くことになっている。仕事は少し早めに切り上げみんなで街へ向かう。
行って見れば昼間本を買いに来たところのすぐそば。夕べの店ほどは大きくないがなかなか立派なところだ。
料理は昨日のところより全般的においしい。なかでも豚の角煮を薄くスライスしたような物は新鮮だ。これは帰ったら試してみよう。
鶏肉の唐辛子炒めはとんでもない物だった。唐辛子の鶏肉炒めと言った方が良いくらいほとんど鶏肉は入っていない。僕はあまり辛い物は得意でないので唐辛子をよけながら食べたがそれでも結構きつい。
今日は贅沢に北京ダックを頼む。ところがネギがほとんどない。北京ダックはネギをたっぷりと巻かなければ魅力が半減だ。いちばん中国語が得意なメンバーがネギの増量を頼んだが持ってきたのは大量の皮とわずかなネギ。うーむ、通じているのかいないのか。
満腹になって支払いを済ませると、なんと一人40元弱(500円強)。うーん、なんて安いんだ。
ここでまたカラオケ組と帰宅組に分かれる。僕は帰宅組。帰りがけにスーパーに寄る。
土産を仕入れようと探すがあまりめぼしい物はない。とりあえずウーロン茶でも買っていくか。ん?5元?ホントか?ついでに今晩呑む紹興酒も探すがこちらは13元。なんともはや...いったい日本で買っている物はなんなんだろう。
宿舎に着くとまだ10時前だが、疲れがたまっているので今日も寝てしまう。