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少しだけ思い出を作詞・作曲:長 倫生
1975.3.26
この街にも風は行き、この街にも風は吹く
けれどもこの街は幸せ去った街
遠い街は君のいる赤い屋根の家の窓
開いたその窓にしあわせ運んでね
緑の風、白い雲、野に咲く赤い花
白いさざ波、青い水、すべて夢と消え
今僕は、長い手紙したためています
少しだけ思い出を覗かせてくださいと
君が去って作る歌は、悲しい歌だけになった
ひとりで過ごす春は、まるで冬のよう
ひとりで今歌う歌、あなたの声がする
風と二人で歌う歌、優しく響いて
春の風、光る風、優しく歌って
僕のこの枯れた心、どうかまた幸せを
もう一度だけ君と
No.64
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