中国日記

2000年7月26日〜8月2日



・7月28日(金)
 相変わらず朝からパン4枚。すっかり慣れてしまった。このパンが意外においしい。
 昼食もいつも通り。すでに書くこともない。
 明日二人帰国すると言うことで今晩は送別会。いや、どうせまた来るだろうと言うことで壮行会ということになった。
 帰国前に日本食も無いだろうと思うが、結局今日も日本食。今日は日本酒を頼む。出てきたのは北京製の松竹梅。原材料を見ると純米酒のようだ。もっとも日本の法律で純米酒といえるのは精米歩合が70%以下のものだけなので醸造用アルコールを使っていないからと言って純米酒というわけではない。一升瓶で200元なので日本円にすると2500円ぐらい。まぁ、妥当な値段か。
 店の女の子がお銚子に入れた酒を氷水に浸けて冷やしてくれる。なかなかサービスがよい。しかし待ちきれない人たちは酒の中に氷を入れて呑んでいる。おいおい。僕は常温のままで一杯。
 うーん、やはりこんなものか。冷やしてしまえば飲めると言ったところ。
 料理ではお好み焼きがなかなかおいしかった。

 食事を終えると二人がなじみだったカラオケへ。前回の店でないのが救われる。
 この辺には日本の居酒屋のような店がないので呑みに行くとなるとカラオケになってしまう。海外のカラオケというとちょっと怪しいところを想像するかもしれないが中国の(このへんだけかもしれないが)カラオケは健全だ。日本の方がかえって怪しいところが多いかもしれない。
 空いていたせいか、やたらたくさんの女の子がテーブルに付く。こちらも大人数なのだがそれでも女の子の方が多く僕のところは両手に花状態。しかもなかなかかわいい。一人は葉月里緒菜と菊池麻衣子を足して2で割ったような(??)チャイナドレスが似合いそうな女の子。もう一人はちょっとぽっちゃりした表情が豊かでしぐさがかわいい女の子。ぽっちゃりした娘のほうはほとんど日本語がだめ。英語はOKだというが僕の方は英語は大の苦手。二人と均等に話そうとしていたのだが、言葉が良く通じない分逆にそちらと話すことが多くなり、気が付くともう一人はいなくなってしまった。
 明日は土曜日で工場は基本的に休みなのだが僕の関わっている部門は出勤。あまり遅くならないうちにと切り上げることに。会計をすると一人300元。げげ、高い。
 何人かはもう一軒行くようだが僕は宿舎へ帰ることにする。




キコクマデ・アト5カ


中国日記・2日目
中国日記・4日目
温泉・旅
Home