中国日記

2000年7月3日〜7月8日



・7月6日(木)
 今日もまたまたあの花火のような音で目を覚ます。あいかわらず中途半端な時間だ。
 朝食は白粥、麺、漬け物、牛乳。麺は博多の豚骨ラーメンのような白っぽい細麺。スープにはほとんど味がない。例によって麺はものすごい量。どんどん延びてしまうので、一気にかき込む。勢いでお粥も平らげる。うーむ、これはかなり太るぞ。
 今日は午前中停電なので午後からでよいのだが、どうせ工場に出ないと昼食を摂れないし、せっかく暇が出来るのだから打合せをしようと言うことで、10時に出社する。

 昼食は代わり映えしないが、今日は麻婆豆腐が出た。

 昼食後はいつも通り仕事を始めるが、やはりこの短期間の出張での半日のロスは痛い。悩んだあげく、土曜の帰国を日曜に延ばすことにする。帰国が延びるのはいいのだが、日曜帰国だと休みなしで翌週の仕事に突入だ。うーむ。

 5時ぐらいになった時、今日は6時にあがって出張者全員で食事に行こうという話が伝わってきた。おいおい、今頃言われても仕事が終わらないよ。結局同じ状態の数人が遅れて店に行くことになった。

 会社を出たのは8時。もう2時間も遅れている。中華での2時間遅れは挽回できない。到着した店はやたらと広い店。店に人に聞いて探したがどこにもいない。仕方無しに受付に戻ると、なんだ、受付のおねーちゃんが知っていた。
 案内されて向かったのは2階の「貴賓室」。ここは個室ではなく、仕切られた広間だ。3〜4組が入っていた。
 先発組も出発が遅れて、30分前ぐらいに食べ始めたらしい。これなら何とか挽回できるか。とりあえずビールを頼むが冷えているのはスーパードライとバドワイザーだけだそうだ。仕方無しにスーパードライを頼むがこれがなかなか来ない。まさか今冷やしているんじゃないだろうな?
 食事は昨日よりはだいぶ良い。昨日に続きピータン豆腐、蝦、チャーハン、野菜炒め等を頼む。チャーハンはややべたつくが昨日のよりはおいしい。ついでに紹興酒も頼んだが、これがなかなか変わっている。ドイツワインのような瓶に入っていてやたらとマイルドだ。7年物だそうだがほとんど紹興酒のような感じがしない。

 だいぶ疲れがたまってきたので今日は呑みに行かずに宿舎に直帰する。



キコクマデ・アト2カアト3カ


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