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雪景色
作詞・作曲:長 倫生
1977.7.1




雪の降る街は、涙に濡れた
あの日の君の白い肌
いつか言ってたね、雪の降る夜に
誰にも知られずに死にたいなんて

 「馬鹿なこと言うのはよせよ」なんて
 僕は笑ってごまかしたけど
 君の苦しみを僕は少しも
 わかってあげることが出来なかった



雪の降る夜は、さよなら言った
あの日の君のやせた指
冷たい女とののしりもした
君の優しさと気付かないまま

 あのままずっと僕のそばにいたら
 僕が苦しむだろうと、気の回しすぎ
 泣いていたくせに無理して笑った
 君はどうしてそんなに強かった


 雪の降り積む街、僕はそっと
 君のあしあと、静かにたどる
 君のちっぽけな青春の終わりを
 一緒に歩けた僕は幸せ者

No.231
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作品集・第4期
作品集
Midnight Telephone