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通り雨
作詞・作曲:長 倫生
1975.9.10




恋に破れた切なさ胸に
一人ぼんやり窓の外を
「悲しんだところであの娘はおまえに戻ってはこない」
友はささやいた

 通り雨が街をぬらして
 悲しみ連れて去っていったなら

さあもう涙を拭いて
新しい恋を探すんだ



歩き疲れた僕の心の
乾いた思いをうるおして
通り過ぎた後に秋の青空と
七色の虹を残して行った

 傘を忘れた少女がいたら
 きっとその娘に傘を差し出すだろう

さあもう、君を忘れて
新しい恋を探しに行こう


 通り雨が街をぬらして
 悲しみ連れて去って行ったなら

これからは新しい季節
もう泣かないさ、明日からは

No.106


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作品集・第2期
作品集
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