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受話器を置かないで作詞・作曲：長 倫生
1987.2.22
さよならの電話は あまりにも突然
雨の夜に かかってきた
「顔を合わせると言えなくなるから
電話で言うね」と、あなたはずるい人
ほかに好きな人ができた ただそれだけのことで
終わりにできるほど 薄っぺらな愛じゃなかったはず
だからまだ受話器を置かないで 私が眠りにつけるまで
受話器の向こうにあなたの温もり感じていたいから
せめて今夜は
「君のこと嫌いになった訳じゃない、
だからこれからも友達でいたい」
冷たくされるより残酷な言葉
できないことと知っているくせに
この部屋にはあなたのにおいがしみついてしまって
さよならの一言ぐらいですべて消し去ることはできない
だからまだ受話器を置かないで 私が眠りにつけるまで
受話器の向こうにあなたの温もり感じていたいから
せめて今夜は...
「それじゃ明日は早いから、ほんとにごめんね」
なにか言わなくちゃいけないのにどうしても声にならない
お願いまだ受話器を置かないで 私が眠りにつけるまで
そしてまた昨日までと同じように暖かな夢を見させて
せめて今夜は...
No.283
MIDI
AUDIO（QuickTime3.0以上）
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